鬱とDV日記

仮想敵

最近、妻の鬱病は少しずつ快方に向かっているようだ。気分が落ちることが減ってきたし、外出することも増えてきている。一方で、DVは相変わらずだ。むしろ、酷くなっているかもしれない。
鬱病が良くなってきたので、普段の会話が楽しい時間が多くなってきた。ただ、調子に乗って会話をしていると、どこかで虎の尾を踏んでしまうらしく、突然妻が怒り始めることが多い。ついさっきまで楽しく話をしていたのに、今はDVの嵐にさらされている、という途方に暮れるしかない状況がしばしば。
やはり、毒親と絶縁したことにより怒りの矛先が私一人、という状況が良くないのだろうと思っていたところ、最近、あることに気づいた。
幼稚園のママ友にイヤな人がいるらしく、妻がその人の愚痴を話す日は、怒りが私に向いてこない。つまり、妻の両親と交流があった時は妻の母親に怒りの矛先が向いた日があったのど同様に、外部に怒りの矛先として「仮想敵」を生み出せば良いのだ。
もちろん、私が勝手にママ友の誰かを仮想敵にすることはできないので、妻がママ友について愚痴を言った時に、うまく煽って仮想敵に仕立てようということ。
これが思いのほかうまくいき、DVを避けられる日もある。