鬱とDV日記

ドタキャン

今朝も通勤リターンだった。いつものように、会社に午前休の連絡を入れ、娘を幼稚園へ送って行った。

妻と一緒に昼ごはんを食べた後、出社の準備をしていると、「今日は残業してきていいよ」とのこと。最近、会社を休むことが多いことは分かっていて、クビになると困るから、というのが理由らしい。「これぐらいじゃクビにはならないよ」と言って安心させたが、内心は「クビにならなくても、給料は減る」と思っていた。このままじゃ、昇進も無理だろう。

まあ、残業できるのはウェルカムなので、溜まっている仕事を減らそうと、夕方~夜に打ち合わせの予定を入れたりした。

ところが、夕方になって妻から「やっぱり定時で帰って来て」というメール。最悪だ。

良く考えれば、これは想定しておくべきだった。最近の妻はドタキャンが非常に多い。気分が良くてやる気が出ている時にいろいろな予定を入れるのだが、その予定日の前日や当日になってからプレッシャーで行けなくなってしまう。鬱病の症状が酷い時は、そもそも外出などのポジティブなことは考えないのだが、現在の妻のように、鬱病が回復してきている時は、こういうドタキャンが発生しやすいのではないだろうか。

回復傾向でポジティブな状態の時が多くなっているため、今まで出来なかったことをやりたい欲求が出てきている。それ自体はとても歓迎すべきことで、なるべくサポートするようにしているが、まだ鬱病が完治しているわけではないので、外出のプレッシャーを乗り越えるのは本人にとってハードルが高いようだ。時には、気分を落ち着かせる頓服薬を飲んで、無理に行くこともある。

こういう時期なので、妻のドタキャンは常に想定するようにしていたのだが、仕事に対する焦りでうっかり忘れていた。

仕方がないのだが、会社での信頼をかなり失ってしまった・・。

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