鬱とDV日記

毒になる親

アメリカのスーザン・フォワードというカウンセラーが書いた「毒になる親」という本を読んだ。何故なら、妻が読むように勧めてきたから。

ここ数年で「毒親」という言葉を良く聞くようになっていたが、どうやらこの本が語源らしい。「毒親」とは、子どもを虐待する親の事を指すと思っていたが、もっと広い意味を持っていた。例えば、「自分の思い通りの姿に成長させようとする」や「結果しか評価しない」など。子どもの人格を尊重しない行為は、すべて毒親に通じている。

で、何故、妻がこの本を読むように勧めたのかというと、妻の両親が毒親だから。

突然の告白だったし、これまで妻の両親と接してきて毒親とはとても思えなかったので、非常に驚いた。妻の両親は、車で30分ほどの距離に住んでいるが、近いのにあまり接触する機会がない。距離が近いと、逆に交流は少ないのかと思っていたが、どうやら妻も妻の両親もお互いに避けていたのではないだろうか。最近は、電話でよくケンカをするらしく、私が帰宅すると母親の電話について愚痴を言ってくる。これまでも度々ケンカはあったようで、理由が分からない不機嫌は、それが原因だったこともあったのだろう。

ついにブチ切れたのと、この「毒になる親」の本を読んだことが重なり、妻は「毒親と縁を切る」と言い出した。

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