鬱とDV日記

続・毒になる親

妻は、自分の両親との決別を考えている。

スーザン・フォワード著「毒になる親」で、毒親に育てられた人間がその呪縛から解放されるには、毒親との関係を断つことが必要だ、と書いてあるからだ。この本には、スーザンの患者の実例が載っていて、毒親との決別により立ち直った人たちの体験談を読むことができる。

毒親に育てられた子は、十数年も経ってから、それが原因の精神疾患に苦しみ、毒親との関係を断つことによって解放される、ということらしい。つまり、虐待された子は大人になってから鬱病などを発症し、毒親という根本の原因を何とかしなければ治らない、ということ。

この本では、患者が毒親の元を訪れ、子どもの頃に受けた虐待の事実と心情を毒親にぶつけ、直接縁切りを言い渡して関係を断ち切る、という例がいくつもあった。直接、毒親に文句を言い、絶縁状を叩きつけ、完全に絶縁する、という事を勧めているのだ。

変な感想だが、何となくアメリカンな印象。妻はこれをやるつもりだろうか。