妻が毒親の告白をして以降、DVが少し減ってきたようだ。
告白前は、毒親によるストレスを私にDVとしてぶつけてきたこともあったようだが、今は毒親が共通認識になっているので、そのストレスを私に愚痴ることで発散できているのかもしれない。“敵の敵は味方”という感じで、共通の敵がいると関係は良くなるようだ。私が愚痴を本気で聞くことで、妻にとってはストレス解消になっている。ただ、鬱病の人は他人の表情の変化や気持ちに敏感なので、「また、愚痴かよ」とか「もう飽きた」みたいなことを思っていると、すぐに感づく。真摯に聞かないと、見透かされる。
私の場合、相変わらずDVも受けているし、会社も休みがちで仕事が溜まっていることもあり、いつも寝不足。そんな状況で妻から毒親の愚痴を聞くと、たまに睡魔に襲われることがあり、妻が激怒。毒親に対する憎悪も加わり、いつもより強烈なDVになる。
結局のところ、妻の心の中にある鬱とDVの原因を何とかしない限り、状況は改善しないのだろう。