鬱とDV日記

一人は不安

妻の鬱病の状態が良くない時は、とにかく一人になることを嫌う。
DVのこともあるので、私が一緒にいるとイライラするのではないかと思う時もあるのだが、それ以上に一人になるのが嫌らしい。知らない人と接するのが怖いので、来客があるかどうか不安で仕方がないのだ。宅配便などは、極力日時指定をするようにしている。
特に土日はゆっくり休みたいので、不意の来客に備えて私が常に家に居ることになる。おかげで外出が極端に減って、日用品の買い物もできない。床屋にも行かせて貰えないことが多く、好きでもない長髪スタイルになることもしばしばだ。
ただ、こういう時は、ひたすら我慢するしかない。鬱病には波があるから、回復するタイミングを待つしかないのだ。間違っても、「用があるから外出してもいいか?」と聞いてはいけない。それは、鬱病の人にとって過大なストレスになる。「お前のせいで外出できないんだよ」と感じてしまうからだ。どうしても外出の必要があるなら、「一緒に外出しよう」と誘うべき。無理だと断られたら、スッパリと諦めよう。我慢の時だ。