鬱とDV日記

不眠症

今日は月曜日だが、なんとか出社できた。妻がイライラしそうな時に飲む漢方薬が効いているのだろうか、頑張って私を会社に送り出してくれた。

ここ数か月、夜中まで説教タイムや罰掃除があったり、会社を休んで仕事を溜めてしまったりで、ずっと寝不足が続いている。ホントに眠い。今日は人生で初めて、立ったまま眠ってしまった。キッチンで洗い物をしていたのだが、お皿を洗っている時に急な睡魔に襲われ、その場に倒れ込んだ。幸い、妻は寝室で横になっていたので見られなかったが、もし同じ部屋にいたら、心配するどころか激怒してDVが始まったに違いない。

ただ、私は不眠症ではなく、いつでもすんなり眠れるほうだ。単にやることが立て込んでいて、睡眠時間が足りてないだけ。一方、妻は重度の不眠症である。私がウトウトすることに激怒するのも、元はと言えば、自分が眠れないのに私がグースカ眠れるのがムカつくからである。

鬱病の人は不眠症になりやすいらしく、寝不足から体調を崩し、鬱の症状が重くなり、そのせいでまた眠れなくなる、という悪循環に陥っているようだ。妻も、眠るための工夫をたくさん試してきたが、なかなか良い方法が見つかっていない。比較的眠りやすくなったものとしては、

・気分を落ち着かせるハーブティーを飲む。

・”睡眠アミノ酸”を飲む。

・気分を落ち着かせる音楽を聴きながら眠る。

ただ、すべてを実行しても眠れるとは限らず、常に新しい方法を模索し続けている。また、次の日に用事があって、無理やりにでも眠らないといけない場合は、いわゆる”睡眠導入剤”を飲んでいるが、寝付きは良いものの寝覚めが非常に悪いらしく、最近は飲まなくなっている。

結局のところ、不眠を撃退する方法は存在しないのではないだろうか?「どうやったら眠れるか?」ではなく、「不眠症にならないためには?」を考えるべきだろう。不眠の原因であるストレスや不安感(これもストレスの一種)を如何に減らすか?が重要。そういう意味では、鬱病と不眠症の治療は似ていると思う。